ファンクショナルトレーニングとは?必要性と実践方法を初心者にもわかりやすく解説
スポーツに取り組む学生の中には、「思ったように身体が動かない」「ケガが続いて思うように練習ができない」「もっとパフォーマンスを上げたい」といった悩みを抱える方が少なくありません。そして、その様子を見守る親御さんにとっても、ケガやパフォーマンス低下は大きな不安材料になります。
そこで重要になるのが、競技スキル以前に“正しく動ける身体”をつくることです。この記事では、ファンクショナルトレーニングの意味、なぜ必要なのか、そして具体的な実践方法までを整理し、学生アスリートとそのご家族が今日から取り組める内容としてわかりやすく解説します。
ファンクショナルトレーニングとは何か
ファンクショナルトレーニングとは、「人が本来持つ正しい動きを引き出すためのトレーニング」のことです。筋力だけを鍛えるのではなく、身体全体を連動させて“動作そのもの”を改善します。結論として、競技力向上にもケガ予防にも最も効率の良いアプローチです。
ファンクショナルを理解するためのポイント
- 身体の各部位が連動して動くか
- 関節が本来の可動域で適切に動いているか
- 競技動作の基礎となる「立つ・歩く・ひねる・しゃがむ」などの基本動作が正しくできているか
- 体幹と手足の力が連動して働いているか
これらを整えることで、運動の質が大きく向上します。
なぜファンクショナルトレーニングが必要なのか
ファンクショナルが必要な理由は大きく3つあります。
1つ目は、競技力を引き上げるため。正しく動けることでスピード・パワー・安定性が向上します。
2つ目は、ケガを予防できること。誤った動きのクセを修正することで負担が軽減します。
3つ目は、成長期の身体にとって無理のないトレーニングができる点です。
具体例として、走るフォームが改善されると無駄な力みが減り、スピードだけでなく持久力も比例して伸びます。また、ジャンプ動作の着地が安定すれば、膝への負担が減り、スポーツ障害のリスクも下がります。
▼まずは動画で4種のエクササイズをチェックして下さい
https://youtu.be/OpOaOLZeeds
柔軟性向上におすすめのエクササイズ4種
① ヒップフレクサーストレッチ(腸腰筋)
- 股関節の前側にある「腸腰筋」を伸ばすストレッチです。
座り姿勢が長い人は硬くなりやすく、骨盤の前後の安定にも関わる部位です。
ランジ姿勢から軽く前に体重を乗せ、股関節の前側が伸びる感覚を意識しましょう。
② キャット&カウ
- 背骨の動きを滑らかにし、姿勢の改善に効果的なエクササイズです。
四つ這い姿勢で、息を吸いながら背中を反らし、吐きながら丸める動きを繰り返します。
体幹を整え、全身が動きやすくなるため、ウォームアップにもクールダウンにも適しています。
③ ハムストリング・ヒップヒンジストレッチ
- 太もも裏(ハムストリング)と股関節の動きを改善するストレッチです。
背中を丸めずに、股関節から折りたたむように前屈するのがポイント。
ヒンジ動作の習得にもつながり、スクワットやデッドリフトのパフォーマンス向上に役立ちます。
④ワールドグレイテストストレッチ
- 全身の柔軟性と可動域を高める代表的なエクササイズです。
ランジ姿勢で股関節を伸ばしながら、胸を大きく開いて体幹を回旋することで、全身の連動性が向上します。
トレーニング前のウォームアップにも最適です。
まとめ
- ファンクショナルトレーニングは「正しく動くためのトレーニング」
- 競技力向上・ケガ予防・正しい身体づくりに効果的
- 基本動作の質を高めることで、日常生活にもスポーツにも良い影響が出る
この記事を読んだ今が、身体づくりを見直す絶好のタイミングです。まずは今日紹介したステップから取り入れ、競技力と健康を両立するトレーニングを始めてみてください。

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